さぼきか通信　from　淡海

ダッチオーブンをホームセンターでも良く見かけるようになりました。
先日も12インチのダッチオーブンがな、なんと1,200円で売られていて
ビックリ！よくよく見ると鋳鉄はがさがさで蓋と本体のかみ合わせは最悪。
これではせっかくのダッチオーブンのシールド効果は出ないのでは？と
思う代物でした。

ダッチオーブンのクオリティについて、日本ダッチオーブン協会会長の
菊池仁志さんがその著書「ダッチオーブン生活」で語っておられるので、
参考までにご紹介します。

　見かけ倒しの製品を見分けるのは難しそうだけど、ダッチ・オーブンの
構造は実にシンプルだから注意して眺めて触り、そして持ってみると
意外と良し悪しがわかる。
良質の鋳鉄で出来ているか
　鋳鉄の良し悪しは切断してみなければ分からないけれども、次のチェッ
クポイントがある。
●重いかどうか
　良い鋳鉄は重い。二種類以上並んでいたら、持ち比べてみる。重いか
ら駄目でなく、重いから良いが正しい判断。
●顔つきが良いか
　大人になったら顔に責任を持て、というのはダッチ･オーブンにも当ては
まる。
　中までシッカリと鉄が溶かし込まれた鋳鉄は、自信ある顔付きをしている。
アバタやニキビ顔であれば、中にス（小さな泡）が入っている。そうした鋳鉄
では熱はムラに伝わり、焦げ付き等の原因となる。
●叩くといい音で響くか
　重々しく染み渡るように響くのが良い音。
●肌の撫で具合が心地よい
　表面のザラザラを撫でたとき、引っ掛かったりしない。
●蓋がピッタリと閉まるか
　ガタ付いたり、隙間があるのは避ける。
●バリは処理してあるか
　小さいことだが、バリが丁寧に処置されていないと、怪我の原因となる。
●MADE IN U.S.A であるか
　新たに参入してきたダッチ･オーブンは、ほとんどが中国製である。中国
でも良質の鋳鉄は出来るのだろうが、多くがコストの安さから作らせている。
当然、鋳鉄の質は悪く、ダッチ･オーブンが本来持っている素晴らしい機能
が十分に発揮できない。
　ダッチ･オーブンが再び脚光を浴びるのは嬉しいが、まがい物とも言える
のを買ってしまい落胆する人が出てきたのが残念で悲しい。


僕は幸いこの本を読んでからダッチ･オーブン購入を検討したので、始め
からさ以降のダッチ･オーブン　ロッジ社の製品に出会えました。品質の安
定度ではなんといってもロッジ社がおすすめ。使えば使うほど味が出てき
ます。



ダッチ・オーブンの定番。おすすめのロッジ社12インチ

ＬＯＤＧＥ(ロッジ) キャンプオーブン１２インチ
ダッチオーブンの定番「ロッジ社キャンプダッチオーブン12インチ


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